コエンザイムQ10を含む食品を上手に摂取しましょう
ビタミンEやビタミンCと並んで高いアンチエイジング効果があるコエンザイムQ10が注目されています。コエンザイムQ10は、細胞内のミトコンドリアがエネルギーを合成するときに、酵素の働きを助ける効果があります。そのため、コエンザイムQ10が体内に豊富にあるとエネルギーの変換効率が上がり、細胞が元気になりアンチエイジング効果につながります。実はコエンザイムQ10は多くの食品に自然に含まれています。コエンザイムQ10は意識せずとも自然に摂取していることが多いわけですが、コエンザイムQ10を多く摂取しようとすると、意識的に食品を選ぶ必要があります。
コエンザイムQ10を多く含む食品に、イワシ、サバ、牛肉、豚肉があります。イワシには100グラム中、6.4ミリグラムのコエンザイムQ10が含まれています。サバには100グラム中4.3ミリグラム含まれます。イワシ、サバなどの青魚はコエンザイムQ10を多く含むので優秀な食品です。豚肉には4.1ミリグラム、牛肉には3.1ミリグラム含まれます。
植物では、ナッツ類にコエンザイムQ10が多く含まれています。ピーナッツで100グラム中、2.7ミリグラム、生大豆で1.2ミリグラムのコエンザイムQ10が含まれます。葉物野菜は、コエンザイムQ10をあまり含みません。葉物野菜ではホウレンソウ100グラム中に1.0ミリグラム、ブロッコリーに0.9ミリグラム程度です。
コエンザイムQ10は安定性に欠ける物質で、熱が加わると比較的簡単に分解してしまいます。また、油に融解しやすいという性質があります。そのため、コエンザイムQ10を効率的に摂取するには、調理法に気をつける必要があります。コエンザイムQ10を効率的に摂取できる調理法に、煮物や酢の物があります。油を使うときは、炒めものはさほど問題ありませんが、揚げ物では油にコエンザイムQ10が溶け出ししてしまい、効率的に摂取できません。コエンザイムQ10は健康に良いので、調理法を工夫して積極的にとるようにすべきです。
生活習慣病の豆知識